2012年6月10日日曜日

教えて。裁断しないで,本をコピーする方法。 ハードカバーの本をコピーしようと思...

教えて。裁断しないで,本をコピーする方法。

ハードカバーの本をコピーしようと思います。

コンビニでコピーしようとすると,ページを開いて、ガラス面に押しつける必要があり、本が傷めるのが心配です。

(綴じ目の接着剤が傷みそうです)

有料でもかまいませんので、本を痛めずにコピーする方法を教えてください。

なお、裁断してコピーをする気はありません。

またコピーは紙コピーでも電子化でもかまいません。







本の判型・平均ページ数・種類や、コピーする対象(一部ページか全体か)・冊数、必要な品質が判れば、細かい助言もできるのですが。



コピー機・複合機を使用して本を非裁断でコピーする際に、開きを目一杯せずに済む方法としては、コピー機の読み取り面にアクリルブロック(厚板)を置いて、その角に本のノドをあわせて置いてコピーするという方法があります。コピー機の機種によっては、フォーカスが合いにくい等、試行錯誤のいる方法ではありますが。

http://www.acry-ya.com/acry-ya_new/html/diy/htm/block.htm



その他の方法では、基本的にコピーではなく、画像データとしてスキャンする方法になります。必要に応じてプリンターでスキャンデータを印刷することになります。本の非裁断スキャンで、あまり開かずにスキャンする方法は幾つもありますが、それぞれ一長一短あり、これだけあれば良い方法は残念ながらありません。



本の非裁断スキャンには、大きく二つの方法があります。

1. フェースダウン。コピー機のように本を伏せてスキャンする方法。

2. フェースアップ。本を上向きに、V型やL型のように開いてスキャンする方法。本への負担はフェースダウンより少ないですが、カメラ撮影の方式が多いので用途によってはトリミング等の画像編集が必要です。



フェースダウンでスキャンする方法。

1a. フラットベッドスキャナ+アクリルブロック

先のコピー機にアクリルブロックを載せるのと同じ方法です。



1b. エッジ型ブックスキャナ

フラットベッドスキャナの1辺の縁をなくして、本のスキャンを非裁断で行いやすくしたブックスキャナがあります。

http://www.amazon.co.jp/dp/B001699PV4



フェースアップでスキャンする方法

2a. ドキュメントスキャナ機能を持ったデジタルカメラ

斜めに写った書類を真っすぐに編集する機能を持ったデジタルカメラがあります。スクラップのように数ページだけスキャンするには手頃な方法です。この機能は、リコーのCX5(ななめ補正)やiPhone用のスキャナアプリが持っています。

http://www.ricoh.co.jp/dc/cx/cx5/

http://itunes.apple.com/jp/app/jotnot-scanner/id307868751?mt=8



2b. ハンディスキャナ

これもお手軽なメモ用です。送りが手動のため、歪みやすいという欠点があります。曲面にも適していないため、ノド側は工夫は必要です。

http://www.amazon.co.jp/dp/B003P01SYO



2c. 書画カメラ型スキャナ

他の方も回答されている、書画カメラ型の開いた本等を上から撮影するスキャナがあります。本をあまり開かずにスキャンするには、L型に開いて片面ずつスキャンする事になります。キレイにスキャンするには、無反射ガラスでページを平に保つのが大事です。ただし、コンシューマ向けの機種は解像度は非常に低いです。

http://www.amazon.co.jp/dp/B003TMG5B4

未発売の製品ですが、これも同系統でしょうか。

http://www.ionaudio.com/products/details/book-saver



業務用は解像度は十分になりますが、見開き撮影が前提なる機種が多く、百万円以上の価格になります。

http://www.konicaminolta.jp/business/products/micrographics/book_sc...



2d. デジタルカメラ+コピースタンド

カメラで上から撮影するための器具に、コピースタンドという物が昔からあります。前項書画カメラ型スキャナと同じですが、カメラ・照明に高品質な物を使う事もできます。もちろん、コンデジでも可ですが。

http://www.lpl-web.co.jp/products/index_input.html#stand

品質の高い機材は高価なのと、カメラ撮影のノウハウが必要です。



2e. V型ブックスキャナ

最近は、V型のブックスキャナも増えてきました。国産品は殆どありませんが、"bookscanner"などで検索すれば色々と見つかります。百万円くらいからの価格帯でしょうか。自動ページめくり機構がつくと、数千万円くらいになります。



「非裁断 自炊」や「ブックスキャナ」で検索すれば、色々な方法が見つかると思います。条件に合わせて、見合った方法を選んで下さい。折込みがあれば、別途フラットベッドスキャナが必要になるように、一つの方法にこだわらない方がいいとは思います。








コピーもプリンターも持っていますが早いのはカメラです。

パソコンで編集しますアドビで電子化すれば携帯でも見れます。広角レンズの場合はペイントショップ等で樽型歪み補正と遠近補正とトリミングでバッチリ。後は明るさコントラストとサイズ変更すれば決ーまり。







まず、アイロンかブックバインドを用意します。

アイロンはかなり難易度が高い(失敗しやすい)ので、出来ればブックバインドが良いです。



そして、本の背表紙をアイロンかブックバインドで加熱します。

通常ブックバインドというのは専用ののり付き背表紙があって、それに紙を挟んでのりを溶かすことで本にするのですが、この場合既にのりが付いている本を入れて熱することでのりを溶かすわけです。

このとき、溶けたのりがはみ出てくる可能性があるので、料理用のクッキングシートでくるんでおきます。

(クッキングシートは耐熱シリコンを紙にしみこませたものなので、本の背表紙ののりが溶け出してもくっつきません)



そして、のりが暖まったら、本誌をくるんでいる表紙の紙を引きはがします。

本文はのりが固まる前に引っ張ってバラバラにしておきます。

あったまって、ねちゃねちゃしているうちに急いでバラバラにする必要があるので手早くやるべきですが、もし固まったらまたクッキングシートにくるみ直して再加熱すれば、再び柔らかくなりますので、落ち着いて作業しましょう。

これで、まずコピーが出来ます。

電子化の場合は、ここでバラバラになったものをスキャンします。



そして、コピーし終わったら、再び本文をまとめ表紙にくるみ直すのですが、一度引きはがしたのりは粘着力が弱いので、のりを補強しなくてはなりません。

なので、再接着用に専用の「リヒト ホットメルトシート」という商品があります。

ばら売りしてないので、2000~3000円分のシートの束しかなく、買うと一生分あるんじゃないかというほどの量になるのが難点ですが、背表紙をくっつける専用のシートなので、まず失敗しません。

背の厚さに応じてミシン目が入っていて、後は本の高さに合わせてハサミやカッターで切るだけです。

もしその費用が惜しい場合には、100均などでグルーガンを買って来て、グルーガンののりを背表紙に塗ります。

(基本的に同じことですが、グルーガンでやる場合には、難易度が高く、これもかなり失敗しやすいです)

そして、追加ののりをはさみ終わったら、再びブックバインドやアイロンで加熱してやれば、元の本に戻ります。

慣れないと最初のページや最後のページが剥がれやすくなったりしますが、これも失敗したら再加熱して柔らかくしてもう一度ハサミ直せば良いので、落ち着いてやれば大丈夫です。



単に解体して元に戻さないだけで良いなら、解体する加熱方法はアイロンやブックバインドではなく、電子レンジでもOKです。

くっつけ直すときに電子レンジを使うのは相当難しいですが、バラすだけであれば電子レンジは楽です。

(ただし、少量とはいえホルムアルデヒドが出るので、食品を扱うものに入れるのはオススメできません)



ブックバインドは、リヒトラブの製品名なのですが、同じく製本用の加熱ができる機械として、とじ太くんやセルバインドなどがあり、どの商品も通常1~3万円ほどですが、ヤフオクなどの中古で良ければものすごく安いものがゴロゴロしてますので、そうしたものでも良いでしょう。

この場合、ブックバインド本来の機能ではなく、加熱部分だけしか使わないので、どんなものでも用は足りてしまいます。







Simply Scan A3の紹介がありまししたが過大な期待は禁物です。



(1)解像度が悪すぎて文字が読めません。

A4以下ではなんとか読めるのですが、A3では文字が大きくない限りボケて読めません。



(2)別途照明が必要です。

ネット上の説明には、

『本体のLEDスイッチを押せば、LED照明も点灯し光量も確保する事が可能。』と書いてありますが、暗過ぎてA3では役に立ちません。せいぜい文庫本程度までです。本体説明書には”補助光”として使用と書いてあるのですが、ネットで省略したのは何故なんでしょうね。



(3)厚い本は不向きです。

ネット上の説明には、

『名刺サイズからA3サイズまで、本の厚さも気にすることなくスキャンすることができます。』とありますが、スキャンできても文字は読めないと思った方が正解です。特に本の綴じ目部分を画像補正するわけではないのでこの部分は読めません。読めるようにするには無反射ガラスなどで重しをする必要があります。

これだとコピー機に本を押し付けるのと同じですね。



結論としてほとんど使い物になりませんので、

デジカメで複写するか、コピー機、フラッドヘッドスキャナを使った方が確実です







本を開いて上から撮影すればいいわけですね、図書館などで貴重な書物を映像化するためには専用の器械が使われているのですが、これは非常に高価、現在個人で使える安価なものが発売されていますので、これを使えば便利です。



単にデジカメで撮影するのに比べて、タイマーと自動撮影を組み合わせると、作業は次々と本をめくるのみですので非常に楽、電子化するものですがその後プリンターで印刷すれば、紙コピーとしてみることもできます。



http://www.novac.co.jp/products/hardware/nv-capture/nv-ps500u/







三脚にデジカメを固定することで可能になります。



http://dc.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/59833-4338-3...







本を傷めずに

上からコピーする機械があります

↓に画像があります

http://www.kyotokacho-u.ac.jp/library/1f.html

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